こんな人におすすめ
- トラック運転手のいじめはどんなものがある?
- いじめられたときの対処法が知りたい
- いじめの少ない運送会社の選び方が知りたい
職場でいじめや人間関係でつらい思いをして、転職を考えたり、退職したりする人はたくさんいますよね。
そんな経験から、楽な人間関係を求めてトラック運転手になりたいと考える人もいるでしょう。
しかし、トラック運転手は1人の時間が多い職業ですが、いじめが発生してる会社はあります。
他の職種に比べると、密な人間関係はないですが、トラック運転手ならではのいじめがあったりもします。
ですが、いじめられたときの対処法や、いじめの少ない職場の選び方を知ることで、いじめにあう確率は減らせますよ。
この記事では、トラック歴15年の経験から、トラック運転手のいじめについてくわしく解説しています。
最後まで読んで、いじめを回避し、あなたの転職を成功させましょう。
本記事の信頼性
- ドライバー歴15年のプロ
- 管理職兼現役ドライバー
- 残業ほぼなしで平均月収50万円
トラック運転手でよくある3つのいじめ
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同じトラック運転手からのいじめ
トラック運転手同士は仲間意識が強いことが多いですが、いじめはあります。
一緒にいる時間は少なくても、以下のようなきっかけからいじめは生まれます。
この中でも、運行ルートの格差からくるいじめはトラック運転手ならではといえます。
たとえば、売り上げが同じでも、運行ルートによって、きついか楽かは大きく変わってきます。
仕事とはいえ、きついルートが続くと、疲れや不平等さから不満がたまっていきますよね。
そうすると「自分ばかりが苦労している」という感情から、いじめに発展してしまうことがあるのです。
このような形から、人間関係が楽なトラック運転手でも、いじめに発展するケースは少なくありません。
配車係からのいじめ
配車係は運行のスケジュールやルートを決める役割を担っていて、運転手にとっては重要なパートナーです。
しかし、その立場を利用して不公平な仕事を押し付けてくることがあります。
トラック運転手としての働きやすさは、配車係によって大きく変わります。
なので、配車係に嫌われてしまうと、働きずらい環境になってしまうでしょう。
配送先からのいじめ
配送先でのいじめは、職場外で起きるため、対応がとても難しいです。
典型的なパターンとしては、以下のようないじめがあります。
運送会社とって、配送先は「お客さん」になります。
この「お客さん」という立場を利用しての嫌がらせ(いじめ)は多く発生しています。
こうした配送先からのいじめは、、対応によっては「お客さん」を失うリスクもあります。
1人で判断ができないときは、必ず会社に相談し、対応してもらうのが無難です。
いじめられやすいトラック運転手の特徴
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自己中心的な人
トラック運転手は1人で仕事する時間が多いですが、自己中心的ではいけません。
コミュニケーション不足だと、周りに敵を作り、嫌われてしまう可能性があります。
これらは入社したときはできていたのに、仕事に慣れてくるといい加減になってくることが多いです。
そして、いじめやパワハラはちょっとしたことが原因で起こります。
なので、必要最低限のコミュニケーションは忘れないようにしてくださいね。
なんでも自分で判断してしまう
トラック運転手は時間に追われることが多いので、すばやい判断が求められる場面が多くあります。
ですが、以下のようなときは、相談して判断することが必要になります。
自身で判断する能力は、トラック運転手には大事な能力です。
しかし、報告・連絡・相談をおろそかにし、判断ミスが多いと周囲から孤立してしまいます。
なんでも自分で判断することはリスクもあるので、少しでも判断に迷ったら、必ず相談するようにしてくださいね。
休みがちな人
トラック運転手は、基本的には1人で預けられた荷物を決められた日時にお客さんに届けなければなりません。
そのため、休みがちな人は、責任感がないと見られて、いじめの対象になることもあります。
とはいえ、休みがちになるときは、体調や家庭の事情など、やむを得ない理由があることがほとんどですよね。
休みがちになったときに、どう見られるかは以下のことができてるかがポイントになります。
これらができていれば、休みがちになってもいじめにまで発展することはないでしょう。
休みがちで孤立しないようにするには、日頃からの体調管理や周囲とのコミュニケーションが大切になりますよ。
トラック運転手でいじめられたときの対処法
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信頼できる人に相談する
いじめられてると感じたら、1人で抱え込まず、まずは身近にいる信頼できる人に相談してください。
具体的には、以下のような人が相談相手として考えられます。
そして、相談するときのポイントとしては、できるだけ具体的に伝えることです。
スマホのボイスメモやカメラなどでとった証拠等があると、相手にも伝わりやすくなります。
ボイスメモで録音するときは”サイレントスイッチ”をオンにすれば、通知音が鳴らないので安心ですよ。
いじめについて相談することは、状況を改善するための大事な一歩です。
1人で悩まずに、信頼できる人に助けを求めることを心がけてくださいね。
自分を変えてく
いじめはいじめる側に問題があるのは、間違いありません。
ですが、自分の行動がいじめの原因を作ってしまってることもあります。
どうでしょうか?当てはまるものはありましたか?
いじめは、こういった小さなことが誤解を生み、きっかけとなることもあります。
もし当てはまるものがあるのなら、自分の行動を見直し変えてくことで、解決へとつながることもありますよ。
転職する
自分を変えたり、誰かに相談しても、いじめが改善されないこともあります。
そのようなときには、スパッと見切りをつけて転職することをおすすめします。
運送会社は人手が足りてないことが多いので、転職のハードルは低めですよ。
とはいえ、転職するって大きな決断なので、踏ん切りがつかない人も多いかもしれませんね。
勇気を出して転職したものの、次もいじめがある会社だったら最悪ですよね。
そんな転職に不安をもつあなたは、下記の記事を参考にしてみてください。
いじめのある会社を避けて、働きやすい会社を見つけられる可能性がグンと上がりますよ。
入ってはいけない運送会社一覧・評判の悪い運送会社の特徴と見分け方
トラック運転手のいじめに関する質問
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トラック運転手は怖い人が多いですか?
トラック運転手は怖いイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
たしかに、見た目がいかつかったり、無口で怖い印象の人も一定数います。
ですが、トラック運転手がみんな当てはまるわけではなく、さまざまな性格の人が働いてます。
あくまでイメージであり、他の業種と比べて多いというわけではないので、安心してくださいね。
トラック運転手の人間関係は楽ですか?
トラック運転手は他業種に比べると、人間関係は楽です。
デスクワークや接客業のように頻繁に人と顔を合わせる必要がなく、1人の時間が多いことが理由になります。
ですが、トラック運転手に限らず、入社したての新人は仕事を教えてもらわなければなりません。
なので、1人で仕事ができるようになるまでは、常に誰かと一緒にいるので、窮屈に感じることもあるでしょう。
トラック運転手の人間関係については、以下の記事でくわしく解説してるので、参考にしてくださいね。
トラック運転手は楽すぎ?きつい?どんな人が向いてるかをプロが解説
まとめ:トラック運転手に限らずいじめはある
人との関わりが少なめなトラック運転手にもいじめはあります。
いじめのきっかけを大きくわけると、以下のようになります。
この中でも会社の雰囲気や方向性によって、いじめが発生してるときは、どうしようもないことがほとんどです。
改善にむけた行動をおこすより、転職活動をして、いじめからぬけだすことをおすすめします。
運送業界は人手不足な会社が多いので、他の業種よりもハードルが低いです。
なので、いじめにあったときは、転職という選択が解決への一番の近道になります。