入ってはいけない運送会社一覧・評判の悪い運送会社の特徴と見分け方

本記事でわかること

  1. ブラックな会社を調べる方法
  2. 入ってはいけない会社の特徴
  3. 働きやすい会社の見分け方

働き方改革により、運送会社の労働環境はよくなっていますが、いまだにブラックな会社は多くあります。

入社が決まって、いざ出勤してみると、実はブラックな会社だったりしたら最悪ですよね。

ストレスから病んでしまったり、体を壊して働けない状態になってしまうこともありえます。

結論、ブラックな会社は避けることができます。

対策としては、ブラック企業一覧を確認したり、転職・口コミサイトの利用などが有効です。

ですが、全てのブラック企業がチェックできるわけではありません

入ってはいけない会社の特徴なども確認して、判断することが大切です。

この記事では、トラック歴15年の経験から、ブラックな運送会社の特徴や注意点などを解説しています。

ヒロブ
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働きやすい会社の見分け方も紹介してるので、最後まで読んで、就職活動に役立ててくださいね。

本記事の信頼性

  • ドライバー歴15年のプロ
  • 管理職兼現役ドライバー
  • 残業ほぼなしで平均月収50万円

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入ってはいけない運送会社一覧

入ってはいけない運送会社一覧は全国法人リストから確認できます。

具体的には、以下のようなことが調べることができますよ。

全国法人リストからわかること

  • ブラック企業がわかる
  • ホワイト企業がわかる
  • 地域ごとに調べられる
  • 過去の違反がわかる
  • 口コミ・評判がわかる

ですが、過去の違反から時間が経ってるときは、改善されてる可能性もあります。

ブッラック企業リストに載ってる会社全てが、現在もあてはまるとは限りません。

入ってはいけない運送会社を避けるには、ブラック企業の特徴も知らなければなりません。

ヒロブ
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絶対に知っておくべきブラック会社の特徴は、次で解説してるよ。

入ってはいけない運送会社の特徴

ブラック企業リストにのってる

ブラック企業リストにのっている運送会社は、働く環境が非常によくない可能性が高いです。

このリストには、過去に違反した内容がくわしく記載されてるので、かなり参考になりますよ。

実際にのってる過去の違反例

  • 労働者4名に、2ヶ月間の定期賃金合計約120万円を支払わなかったもの
  • 4日以上の休業を要する労働災害が発生したのに、遅滞なく労働者死傷病報告書を提出しなかったもの
  • 常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期健康診断を実施しなかったもの

このリストは、国や労働基準監督署が、違反を確認した企業を公表してるものなので、信頼性は◎。

もちろん改善されてるケースもあるが、基本的には避けた方が無難です。

ヒロブ
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口コミや評判も合わせてチェックしていこう。

求人がずっと出ている

求人がずっと出ている運送会社は、労働環境に問題がある可能性があります。

良い会社であれば、長く働きやすい環境が整っているので、求人をずっと出す必要はありませんよね。

逆に、求人が途切れることなく出されている会社は、人が定着しない原因があると考えるべきです。

具体的には、以下のような理由が考えられます。

人が定着しない原因

  • 離職する人が多い
  • 労働環境がきびしい
  • 仕事内容がハード

このような状況を見逃さないためにも、求人に掲載されてる期間を確認することが大切です。

ずっと求人がでてるような会社には、安易に応募することはやめましょう。

給料が安すぎる

給料が安くても、やりたい仕事ができればいい、そんな人もいると思います。

ですが、給料が安すぎる会社に入ると、お金による制限から、余裕のない生活を送らなければならない危険性があります。

お金による制限

  • 将来への制限:結婚、出産などがしにくい
  • 行動の制限:旅行、外食などがてきない
  • ストレスの制限:ストレス発散方法がせばまる

また、全日本トラック協会によると、2023年度の運送業界の給与平均は、月収44万4300円、年収533万円となっています。

ブラックな会社だと、そもそも労働に見合った賃金が支払われていないこともあります。

給与平均を大きく下回ってるようなら、ブラックな可能性があるので、注意してください。

労働時間が長すぎる

労働基準法で1日の拘束時間は原則13時間以内(最大でも16時間)となっています。

なので、毎日のように13時間を超えて働かされる会社には入ってはいけません。

厚生労働省から出されてる労働時間のルールは下図のようになります。

労働時間

そして、労働時間を違反してるかを見分けるために、次の点にも注目してください。。

チェックポイント

  • 法律で定められた時間を超えてないか
  • 休憩がきちんと取れてるか
  • 運行スケジュールが現実的か

労働時間が長すぎる会社に入ってしまうと、体を壊したり、事故のリスクが高まったりと、非常に危険です。

就職・転職するときは、労働時間が守れてるかどうかは、必ず確認してください。

休みがとれない

運送業界は、運転する集中力や荷物を運ぶ体力を使うので、しっかりと休みをとることが大切です。

ですが、ブラックな会社では、十分な休みを与えず、無理なスケジュールをくむことも多くあります。

なぜ休みがとれないのか?

  • 利益優先で仕事量が多い
  • 人手がたりていない
  • 会社のサポート不足

このような運送会社では、体調面の不安はもちろん、プライベートの質が低くなります。

そうならないために、求人票や面接で確認したり、ネットの口コミなどを参考にして、確認することが大切です。

ヒロブ
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現役ドライバーに聞くのもおすすめだけど、休みの感覚がマヒしてる人もいるから注意が必要。

事故の費用は全額自己負担

運送業界において、事故は常にリスクとして存在してるので、会社が保険に入ってるのが一般的です。

しかし、悪質な会社では、事故の費用を全額ドライバーに負担させるケースがあります。

具体的には、以下のようなケースが考えられます。

自己負担になるケース

  • 保険に入っていない:事故の修理費や損害賠償をドライバーに全額負担させる。
  • 交通違反や事故による罰金:会社の指示に従っていたのに、従業員に支払わせる。

こうした対応をしている会社は、働く人を大切にしない姿勢が明らかですよね。

事故を起こしたときの、会社の対応については、面接時にくわしく確認することが大切です。

ヒロブ
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過失によっては、自己負担もあるが、全額負担は違法となります。

残業代が支払われない

残業代は法律で決められた労働時間を超えたときに、支払われるべき賃金です。

ですが、ブラック企業では残業代が支払われなかったり、遅れるケースもあります。

見分けるためのポイントは、以下を確認することが大切です。

見分けるためのポイント

  • 就業規則や労働契約書: 残業代について、記載されているかどうかを確認する。
  • 実際の労働時間と賃金が一致しているか: 残業代が給料明細に反映されてるか確認する。
  • 従業員の口コミや評判: 過去や今の従業員の口コミから、残業代が払われてるかを調べる。
  • 全国法人リスト:過去に残業未払いがあったかを確認する。

残業代が支払われない運送会社で働くと、モチベはさがり、やる気もなくなってしまいますよね・・。

そうならないためにも、残業代の支払いの確認は必ずしてください。

働きやすい運送会社に入るには

気になる項目はタップですぐ読める

転職サイトを見る

転職サイトは求人数が多く、登録するのは無料でできます。

条件を絞って検索することもできるので、あなたに合った条件の会社が見つけやすいのが特徴です。

ヒロブ
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転職サイトによって、掲載されてる会社はちがうので、それぞれ比較してみるのがポイント。

いくつも登録するのは面倒かもしれませんが、最適な会社を探すためには必要です。

転職サイトをうまく活用することで、あなたが働きやすい会社に入れる確率はグンとあがりますよ。

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評判や口コミを調べる

評判や口コミには、実際に働いた経験のある人のリアルな声を知ることができます。

会社のホームページにはのっていない情報を得ることもできるので、評判・口コミは必ずチェックしましょう。

リアルな声からわかること

  • 就業規則や労働契約書: 残業代について、記載されているかどうかを確認する。
  • 実際の労働時間と賃金が一致しているか: 残業代が給料明細に反映されてるか確認する。
  • 従業員の口コミや評判: 過去や今の従業員の口コミから、残業代が払われてるかを調べる。
  • 全国法人リスト:過去に残業未払いがあったかを確認する。

とはいえ、口コミや評判はあくまで個人の意見になりますので、全てを鵜呑みにするのは危険です。

一つの意見として参考にしつつ、総合的に判断することが大切です。

面接時に質問する

求人だけではわからない情報を得るためにも、面接時に質問するのは大切です。

会社の働きやすさや安全性を見極めるためには、以下のような質問が効果的です。

面接時に効果的な質問

勤務時間と休憩時間について

例:「1日の勤務時間や休憩の取り方はどのようになっていますか?」

↪︎無理のない勤務スケジュールかを確認できます。

例:「月の残業時間はどれくらいですか?」

↪︎長時間労働の有無を探ることができます。

事故時のサポート体制について

例:「事故のときは、会社はどのような対応をしてくれますか?」

↪︎事故のときの会社のサポート体制がわかります。

車両整備の頻度やメンテナンスについて

例:「トラックの整備はどのくらいの頻度でしょうか?」

↪︎会社の車両管理に対する姿勢がわかる。

休みについて

例:「休みはしっかり取れますか?また、有給や連休はとりやすいでしょうか?」

↪︎きちんと休める環境かどうかをチェックできます。

給料や昇給、ボーナスについて

例:「給料の内訳、昇給のタイミングはどのようになってますか?」

↪︎安定した給与が支払われるかや、昇給があるかを把握できます。

とくに運送業界は、会社によって労働環境や待遇が大きくちがいます。

こうした質問を通じて、実態をよく見極めることが大切です。

入ってはいけない運送会社に入ってしまったときの選択肢

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転職

働く環境がつらい会社では、心身への負担も大きくなり、体を壊して働けなくなるケースもあります。

もし、ブラック企業に入社してしまったときは、転職を視野にいれて行動してください。

転職を検討するためには、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

転職活動のポイント

  • 現状を見つめ直す: 具体的な問題点を挙げて整理する
  • 転職先を選ぶ基準をはっきりさせる: 自分の望む条件を明確にする
  • 働きながら転職活動を進める: 収入源をもちながら、進めることで金銭面での負担をへらす

ただし、働きながらの転職活動ができる労働環境じゃないケースもありますよね。

ブラックな会社で働き続けると、今後、働けない状態になってしまう可能性もあります。

そんなときは、すぐに退職して、過酷な労働環境から自分を守ることを優先してください。

労基に相談

労基は、働くひとの権利を守るための機関で、法律に基づいて働き方を改善するサポートをしています。

具体的なメリットとしては、以下のような点があります。

労基に相談するメリット

  • 相談内容の記録が残る: 改善要求や法的手続きで役立つことが多い
  • 会社に対する指導が期待できる: 会社の改善が促される可能性が高まります
  • く人が不安なく相談できる: 匿名で相談できるので、プライバシーが守れる
ヒロブ
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労基への相談は、以下の順番で進められます。

  1. 労基に連絡を取る:状況をヒアリングし、対応を検討してくれます
  2. 相談内容を具体的に伝える:労働時間や給料の未払い、環境の改善希望などを伝える
  3. 証拠や記録を準備する:タイムカード、給与明細、メール、指示書などの証拠を用意する

労基に相談すべきケースの例

  • 長時間労働が続いている
  • 残業代が払われていない
  • 休みがとれない
  • 会社が従業員に不当な指示を出している

このような問題があるときは、労基に相談することで状況改善の道が開けることが多いですよ。

ブラックな労働環境で働き続けても、なにもいいことはありません。

ブラックな運送会社に入ってしまったら、労働基準監督署(労基)に相談するのも選択の一つです。

退職(退職代行)

きつい労働環境を変えるための方法として、転職活動や労基に相談などがあります。

ですが、あなたが危険と感じる会社なら、すぐに退職してしまうのがベストです。

退職を決めたときには、以下を確認しておくとスムーズです。

チェックポイント

  • 会社で決められた退職の申請期間
  • 会社から借りた物の返却方法
  • 最終給与や払われてない残業代の確認

とはいえ、退職の意思を伝えても、簡単には退職させてはくれない会社も多くあります。

退職が困難なときには、退職代行サービスにお願いするのも有効です。

こんな人におすすめ

  • 退職を伝えにくい環境にいる人
  • 退職届をだしても受理されない

このような人は退職代行を利用して、プロに任せるのがいいでしょう。

無料ではありませんが、あなたが対応する必要がないため、精神的な負担も軽くなりますよ。

入ってはいけない運送会社に関する質問

求人と実際の内容が違うのは普通ですか?

運送業界に限った話ではありませんが、求人と実際の仕事内容が違うことはよくあります。

その理由としては、会社側は多くの人に応募してもらいたいので、仕事内容をやや良く見せる傾向があるからです。

わかりやすくするために、具体的な例をいくつか紹介しますね。

具体例

  • 「軽作業」と書かれていたのに、重い荷物の積み下ろしばかり
  • 「ドライバー募集」と書かれていたのに、別業務をやらされる
  • 「勤務時間8時〜」と書かれていたのに、実際は6時から仕事

このように、求人の仕事内容と中身にズレがあるケースは珍しくありません。

必ずブラックとは言いきれませんが、求人と実際の仕事内容が違いすぎる会社には注意してください。

リスクを避けるためにも、面接のときに具体的な仕事内容を確認しときましょう。

労働時間が長くて休みが少ないのは普通ですか?

長時間労働や休日の少なさが問題視されがちですが、すべての運送会社が当てはまるわけではありませんよ。

労働時間や休みの取り方に柔軟性を持たせている会社も多くあります。

ヒロブ
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働き方改革によって、働きやすい会社は増えてきてます。

とはいえ、労働時間が長く、休みが少ない、いわゆるブラック企業として扱われる会社があるのも事実です。

労働時間が長くて休みが少ない環境の背景には、以下のような理由があります。

チェックポイント

  • 納期:納期を守るため、無理なスケジュールが組まれることがあります。
  • 人手不足:人員が足りてないので、一人あたりの労働時間が長くなりやすいです。
  • ムダが多い:運送ルート効率化や待機時間の削減ができていない

反対に、柔軟性がある働きやすい会社では、以下のような取り組みがされています。

チェックポイント

  • シフトの管理:長時間労働を避けるように、シフトを組んでいる。
  • 効率的なルート計画:計画された配送ルートや運行スケジュールなので、ムダな時間が少ない。
  • 休みが取りやすい:休みや連休が取れる仕組みができてる

以上のように、働きやすさを重視する会社と、労働環境が厳しい会社では、大きな違いがあります。

ブラック企業を避けるには、面接時に具体的に質問して、明確な答えをもらい、判断することが大切です。

まとめ:入ってはいけない運送会社は避けることができる

あなたの大切な時間、ブラックな会社で浪費してはもったいないですよね。

最悪なケースだと、働く意欲がなくなってしまい、今後の人生が大きく変わってしまう可能性もあります。

ですが、以下のポイントを意識すれば、ブラック企業は避けることはできます。

ブラック企業を避けるための対策

  • 評判や口コミを調べる
  • 面接時に質問する
  • ブラック企業リストをチェックする

そして、働きやすい会社を選ぶには、無料でエントリーできる転職サイトの活用が有効です。

本記事を参考にして、働きやすいホワイト企業への入社を目指してくださいね。

ドライバーに特化した転職・就職サイトはこちら

  • この記事を書いた人

ヒロブ

・ドライバー歴15年のプロ 

・管理職兼現役ドライバー

・残業ほぼなしで平均月収50万円

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