運転が好きで、音楽を聴きながらドライブしたり、一人で車を運転する空間が好きと思う方は多いと思います。
「好きな運転を仕事にして、稼げたらいいな」なんて思ったことありませんか？
しかし、給料が低く稼げないとなると、日々の生活費や将来のことを考えて、就職や転職したくてもためらっちゃいますよね。
結論、トラック運転手でも年収800万位は狙えます。
実際に、ぼくの周りにはそれ以上稼いでる人もいるし、自分自身も多い時は年収700万以上稼いだ経験もあります。
ですが、誰でも稼げるかと言われれば、それは違います。給料低い人が多いのも事実です。
この記事では、歴15年でプロドライバーがトラック運転手の給料について解説します。
ぼく自身の体験談から、トラック運転手での稼ぎ方も紹介してるので、最後まで読んでください。
本記事の信頼性
- ドライバー歴15年のプロ
- 管理職兼現役ドライバー
- 残業ほぼなしで平均月収50万円
トラック運転手の給料が安い理由とは？
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労働条件がブラックな企業が存在する
ブラック企業では、長時間労働や過度な残業が常態化しており、それに見合った給料が支払われない場合があります。
このような労働条件がブラックな企業が存在することで、トラック運転手は給料が安いという見方をされることも少なくありません。
たとえば、ブラックな会社の労働条件には以下のようなものがあります。
このような労働条件がブラックな会社があることで、運送業界全体が給料安いと思われがちです。
ブラックな企業に就職しないためには、必ず口コミや評判を調べ、面接の際に労働条件について質問することが重要です。
働き方改革による規制
働き方改革は、労働時間の短縮や働く環境の改善を目的として導入されました。
しかし、働き方改革が進んだことで、残業時間が減り、結果的に給料が下がるケースも少なくありません。
理由としては、トラック運転手の健康を守るために、残業時間の上限が厳しく制限されたからです。
労働環境は向上してるが、長時間働くことで稼いでた運転手は、月の収入が減ることが多くなりました。
働き方改革の規制が、トラック運転手の給料が安いと言われる原因の一つになってます。
基本給が低い
運送業界は競争が激しいため、企業がコストを抑えようとする結果、基本給が低く設定されてることが多いです。
そして、基本給が低いということは、ボーナスもそれほどもらえません。
※ボーナスは基本給をベースに支払う
たとえば、賞与が2ヵ月分なら、基本給の2ヶ月分がボーナスとしてもらえます。
なので、月の給料が総支給40万円であっても、基本給が10万なら、20万円がボーナスの金額になります。
基本給が低いから、ボーナスが少ない、そのためトラック運転手は給料が低いと言われることが多いのです。
稼げない？トラック運転手の実際の給料は？
⑴職種別平均賃金
令和 5 年 5、6、7 月にきまって支給された全職種 1 人 1ヵ月平均賃金は特積が 301,500 円（対前年比 6.6％減）、
一般が 330,800 円（同 0.5％増）となった。これに年間賞与の 1ヵ月平均額を加えた月額で特積は 360,500 円（同
4.0％減）、一般は 372,200 円（同 0.6％増）となった。※特積：不特定多数のお客さんから出荷される荷物を、1台のトラックにまとめて積んで、輸配送すること。
※一般：特定のお客さんの貨物を積んで、希望する時間に目的地まで運ぶこと。
上記をもとに年収を計算すると、特積は4,326,000円、一般は4,466,400円となります。
他の職種と比べても平均的な年収となるので、トラック運転手の給料はそこまで安くないことがわかります。
会社によって上下があるものの、年収600万〜700万円は狙える職種といえるでしょう。
トラック運転手の給料を上げる方法
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資格を取得する
特定の資格を持ってると、より専門的な仕事ができるようになり、給料は高くなります。
たとえば、トラック運転手の資格には以下のような資格があります。
このほかにも、危険物取扱者の資格、玉掛け作業の資格などもあり、トラック運転手の給料を上げる一つの方法になります。
ですが、資格取得には一定の時間や費用がかかることがあります。
会社によっては負担してくれるケースもあるので、事前に確認しときましょう。
まとめると、トラック運転手で給料を上げたいと考えるなら、資格を取得することは非常に有効です。
長距離運転・深夜配送
長距離運転・深夜配送は、体力や集中力が求められるため、給料が高く設定されている場合が多いです。
しかし、稼げる反面、どちらもメリット・デメリットがあります。
稼ぎたいあなたにとっては有力な選択肢ですが、健康や生活バランスを考えながら取り組むことが大切です。
まとめると、長距離運転や深夜配送の仕事は、収入が高い傾向にあるものの、体力と時間的な負担は増えます。
特に家庭を持ってるなら、パートナーとの話し合いは必要です。
副業、プラスαの仕事で稼ぐ
トラック運転手の給料が安く感じられる理由の一つとして、単純に基本給だけに依存してしまうことがあります。
そのため、副業やプラスαの収入を得ることが、給料を増やす効果的な方法となります。
たとえば、トラック運転手の仕事の合間にできる副業として、以下のようなものがあります。
このように、トラック運転手としてのスキルを活かした副業は、比較的始めやすく、自由な時間に働くことができるのがメリット。
このほかにも、副業ではないが、働いてる会社によっては他の業務を兼業することで、収入アップも狙えます。
ぼくの場合、配送業務と既存のお客さんへの営業を兼業してます。
このように、副業を組み合わせることで、トラック運転手でも安定した収入を得ることができます。
トラック運転手の給料でよくある質問
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トラック運転手の給料は安定してますか？
安定した給料がもらえるかどうかは、職場や働き方によって大きく異なります。
まず、基本的に運転手の給料は「基本給」と「歩合給」が占める割合が大きいです。
運行する距離や荷物の量によって変動することが多いので、毎月安定して給料がもらえるとは限りません。
ですが、ルート配送という働き方であれば、トラック運転手として比較的安定した給料が得られやすいです。
ルート配送については下記の記事で詳しく解説してるので、参考にしてくださいね。
労働時間に対して給料は見合っていますか？
トラック運転手の仕事において、労働時間と給料のバランスについては、多くの運転手が不満を抱いています。
長時間労働が多く、拘束時間が長くなることも多いので、給料がそれに見合っていないと感じるケースが多いのです。
ですが、最近は働き方改革によって労働環境は少しずつですが、変わってきてます。
まだまだ浸透してるとは言えませんが、トラック運転手を取り巻く環境は確実に良くなっています。
トラック運転手で年収1000万円は稼げますか？
ぼくはトラック運転手15年やってますが、トラック運転手で年収1000万円を稼ぐことは非常に難しいです。
ですが、可能性がゼロではなく、以下のような方法なら可能性はあります。
このような働き方であれば、可能性はゼロではありません。
結論、年収1,000万はかなり難しいですが、年収600万〜800万であれば、がんばり次第では稼げます。
まとめ：トラック運転手は本人次第で稼げる
トラック運転手の給料を「安い」と感じる方は多いですが、実際には働き方や努力次第で稼ぐことはできます。
稼ぐための方法は以下のようなものがあります。
トラック運転手で年収600万〜800万となると、未経験の方にはハードルが高いでしょう。
ですが、経験を積んでステップアップしてけば、誰でも日本人の平均給与以上稼ぐことは可能です。
トラック運転手に転職・就職を考えてるなら、どんな条件の会社があるか知りたいと思います。
以下のサイトからエントリーすることで、どんな会社があるか簡単にチェックできるので、参考にしてみてくださいね。